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嘆き悲しむことは健康によい

喜んだり楽しんだりすることは健康によく、
怒ったり悲しんだりすることは健康によくない、と思っていませんか?


どっこいところが、
人の身体はそう単純ではないようです。

ちょっと古い本ですが、「こころと治癒力(ビル・モイヤーズ・草思社)」という
精神神経免疫学の研究について書かれた本があります。インタビュー形式で
書かれたその本の中で、マーガレット・ケメニーという心理学者の研究が紹介
されています。

彼女は、1987年のロサンゼルス地震直後に被災者から血液を採取しました。
1年後にも同じ人たちから採血し、血液のデータを比較しました。

「私たちは、地震の直後、人々が茫然自失のなかで、次はもっと『大きいの』が
くるかもしれないと、恐れ、心配していたときに免疫系になんらかの変化が
起こったかどうかを探り出すことに興味を持っていました。地震の二~四時間後
に、十九人から採血し、一年後、また同じ人たちから採血して基本データを作り
ました。この研究でも、予期に反して、地震の直後には血流中のナチュラル・キラー
細胞の数が増加していました。(こころと治癒力 P257)」


ナチュラル・キラー細胞(以下 NK細胞)とは、免疫では第一線で働く重要な存在です。
生体が今までに接触したことのない、外界から入ってきた有機体と対決する細胞です。
様々な研究で、体内での免疫活性度を推測するための指標として、NK細胞の数値が
測定されています。以上の抜粋から なにが言いたいかといえば、

喜んだり楽しんだりすることは健康によいのはもちろんだが、
怒ったり悲しんだりすることも健康によい
(可能性がある)。

ということ。

ただし、
「多くの研究から抑鬱状態のような、長期にわたるひどい感情的状態が免疫系に
影響を及ぼす事がわかって(こころと治癒力・P253)」
いますから、

ネガティブな感情の認知や表現は、
短期間ならば身体に非常に良い影響を与えるが、
そのネガティブな感情を長期にわたり抱えつづけると、
免疫系をはじめとした身体システム全般に悪影響を与える。


ということだと思います。
もしかしたら、喜怒哀楽という感情自体には
ネガティブもポジティブも、プラスもマイナスも、良いも悪いも
ないのかもしれません。

健やかに暮らすためには、
喜怒哀楽すべての感情に しっかりと気づき、それを表現した後で、そっと手放す・・・。
まるで子供のように あっけらかん と生きることが大切だということでしょうか。



はくけい堂治療院
2011.03.05




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