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引き算の治療①

オステオパシ―医学(=整骨医学なんて訳されたりします。
米国医師免許を備えた整体ってとこでしょうか)を創始した
アンドリュー・テイラー・スティル(1828-1917)は教え子達に対して

「見つけて、調整して、様子を見なさい」と指導しました。

「様子を見よ」というのは、
「治療したあと患者をほうっておくという意味ではない。脊柱障害の調整をしたあとは、
なんにもしなくても自然が必要な処理をしてくれる
(A.T.スティルの世界/M.A.レイン著
・太田陽太郎 訳)」・・・というわけです。

スティルは人知の到底 及ばない、身体の自然治癒力というものを絶対的に信じていた
んですね。つまり、人間の身体は本来 完全である、っていう信念でしょう。
(東洋医学チックな匂いがプンプンしませんか?)

さて、
中国医学の影響を受けているぼくは、Drスティルの考えに激しく同意します。
そしてさらに、
人間本来の身体が完全ならば、治療とは、足し算ではなく引き算であるべきだと
思っています。


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疾患・症状とは、さまざまな病的要因が重層的に蓄積し、且つ、複雑に影響しあい
引き起こすのであろうとぼくは考えます。以上の図では要因を10種類のカテゴリー
に分けました。この図からなにが言いたいかと言うと、


● 疾患・症状の原因分析はできるだけシンプルである方がよい。
(そのひとの症状の原因は栄養面なのか?ウイルス感染が引き起こしているのか?
要因は単一か複数か?)原因さえわかれば、

● セラピーは世界中に星の数ほどあるのだから、その人その人に合うセラピーの
何を選んでもいい。(そしてそのセラピーの理論は複雑であってかまわない)
でも、

● その際には症状を引き起こす要因を引き算していくのだという方針が大事。
(そうでないと人はなにかに《例えば薬に、例えばボディワークに》依存しつづけ、
頼りつづけなければ未来永劫 健康でいられないことになってしまう)
またこのとき、注意すべきは

● 同じ病名、同じ症状であっても、例としてあげた上記グラフの要因の大小は
ひとによって異なるので、オーダーメイドの治療を心がけねば意味がない。


てなことを、これから(不定期で)10回シリーズで書いていきたいと思います。
うまく伝わるとイイなあ。


2011.10.24
はくけい堂
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●静岡県下田市須崎で鍼灸整体院を営業しています。

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